警備員に「権限」はない?名古屋の警備会社ロードが赤旗の本当の意味を解説

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警備員が赤旗(誘導灯)を振る「本当の理由」

名古屋の道路工事現場でよく見かける警備員(ガードマン)。手に持つ赤旗や誘導灯で車を停めていますが、実は警備員には法的な「権限」がありません。

では、なぜ皆様に停まっていただけるのか?

警備員が車を誘導できるのは、法的な強制力があるからではありません。

そこにあるのは、皆様の「温かいご協力」と、私たち警備員からの「感謝の気持ち」です。

道路を利用するすべての方が自発的にご協力くださっているからこそ、工事現場の安全が守られています。

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株式会社ロード(名古屋市)は、愛知県・岐阜県・三重県・静岡県で交通誘導警備・駐車場警備・雑踏警備を行う警備会社です。

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警備員の誘導に従う義務はあるのか

結論から言えば、法的な義務はありません

道路上で車両の通行を規制できるのは警察官などに限られます。警備員が赤旗を上げても、それは命令ではなくお願いです。従わなかったからといって、法律違反になるわけではありません。

この事実は、警備員自身が最もよく理解しておくべきことです。「止まれと言っているのに止まらない」と憤るのは筋違いで、はじめから強制力はないのですから。

では、なぜ皆さん停まってくださるのか

理由は3つあると考えています。

1. 停まった方が安全だと分かるから

工事現場の先には作業員がいて、重機が動いています。無理に進めば危険なのは、ドライバー自身にも分かります。警備員の合図は、その危険を可視化する役割を果たしています。

2. 合図が明確だから

曖昧な合図には従いようがありません。どちらに進めばいいのか、いつ止まればいいのか、はっきり伝わるからこそ協力していただけます。

だから私たちは、旗の角度、体の向き、立つ位置にこだわります。伝わらない合図は、出していないのと同じです。

3. 待たされる理由が分かるから

何のために止められているか分からないまま待たされるのは、誰でも不快です。工事の内容が見え、片側交互通行だと分かれば、納得して待てます。

だから停止をお願いする際は、会釈をして、通していただいた後には感謝を伝えます。形式ではなく、次に停まっていただくために必要な行為です。

強制力がないからこそ、技術が要る

権限で止められるなら、誰がやっても同じです。実際には、同じ現場でも警備員によって流れの滑らかさが変わります。

  • 停める車と通す車の判断が早い
  • 対向の警備員との連携が取れている
  • 渋滞を作らないタイミングで切り替える
  • 歩行者や自転車を見落とさない

ベテランほど、待たせる時間が短くなります。お願いする立場だからこそ、相手の時間を大切にするという発想が身についているからです。

赤旗は「感謝を伝える道具」でもある

赤旗を振る動作は、止める合図であると同時に、通っていただいた方への礼でもあります。

道路は、工事のために一時的にお借りしている場所です。本来そこを通るはずだった方に譲っていただいている。その前提を忘れないことが、この仕事の基本だと考えています。

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